TOEICスコアアップナビ

TOEIC(トーイック、トイック)のスコア970点の管理者が
教えるTOEIC攻略のための勉強法が学べるサイトです。

TOEIC試験テクニック (Part5)

動詞の形を判別する問題

動詞の形を判別する問題というのは、選択肢が例えば次のようなものです。

(A) admit
(B) admits
(C) admitted
(D) admitting

ひとつの動詞が形を変えて、その文章に適した動詞の形を選ばせる問題です。

この時に大事なのは主語と対応する動詞をしっかりと判別することです。

ちょっと、例を見てみましょう。

At midnight, the third shift of security guards ______ on duty.

(A) coming
(B) to come
(C) comes
(D) come

正解は(C)になりますが、注目してもらいたいのは、主語です。

この文章の主語は何かというと、the third shift of security guardsです。でも、これだけだと、正解に導けません。guardsと複数形になっているので、(D)を選んでしまう可能性もあるからです。

英語の文章を読むときには、核となる主語を意識することが大事です。この文章だとshiftが核となる主語になります。

核となる主語がわかれば、次に考えるのがshiftに対応する動詞です。これがこの文章ではありませんので、______にはshiftに対応する動詞を入れなければならないと考えます。

だから、(C)が正解になります。

主語とそれに対応する動詞を確認するということは、英文を読む際、特に文法問題を解く際にはとても大切になってきます。

例えば、

More than 20 percent of patients who sought a second opinion at one of the nation's premier medical institutions had been misdiagnosed by their primary care providers.

読みました?
なんだかよくわからならなくて、読むのを止めてしまったかもしれません。

一見難しそうに見える文章ですが、この英文の場合、

More than 20 percent of patients had been misdiagnosed.

という主語と対応する動詞が読み取れれば、大体の意味はわかります。

主語がMore than 20 percent of patientsで対応する動詞はhad been misdiagnosedになります。

日本語で見てみましょう。
英文全体の訳は次のようになります。

「全国の主要医療機関のうちの1つでセカンドオピニオンを求めた患者の20%以上が最初の医療提供者によって誤診されていた」

う-ん、日本語訳でもちょっと難しいです。
主語と対応する動詞だけ見てみましょう。

「患者の20%以上が誤診されていた」

シンプルでわかりやすいですね。これだけがわかってれば、英文全体の意味が多少わからなくても、なんとかなりそうです。大事なのは主語と対応する動詞を確認しながら英文を読むことです。

この英文が問題になっていて、had been misdiagnosedが______になっていたとしても、主語と対応する動詞を確認しながら読んでいれば、間違わず解答することが出来ます。

主語と対応する動詞を見抜けるようになると、英文の大体の意味も捉えやすくなりますし、問題を解くスピードが速まり、正解率が高くなりますよ。

↑ PAGE TOP