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TOEIC試験テクニック (READING SECTION全体)

時間配分(ペース配分)その3

時間配分その2で、どういうペースで問題を解いていけば最後まで解ききることが出来るかはわかったと思います。

ただ、時間配分はわかってもそのペースで問題を解くことはまだ出来ないという場合もあると思います。

そういう場合は、シンプルに全問解くことを諦めて、自分なりのゴールを設定しましょう。

ただ、諦めると言っても、少しでも効率のいい諦め方というのがあるはずです。ここでは、どのパートを諦めればいいか考えていきましょう。

そのために時間配分と1問あたりに必要な時間を見てみます。

Part5(30問)12分24秒
Part6(16問)8分30秒
設問2つ問題(8問)6分45秒
設問3つ問題(9問)8分53秒
設問4つ問題(12問)11分55秒
ダブル問題(10問)11分66秒
トリプル問題(15問)19分76秒

こうやって並べてみると、試験が進むにつれて1問あたりに必要な時間が伸びていくことがわかります。

特にトリプルパッセージ問題が大変です。Part5が24秒に対して、トリプルパッセージ問題が1分16秒ですから。

これを見るとわかるとおり、諦めるならば、時間のかかるトリプルパッセージ問題ということになます。

たとえトリプルパッセージ問題を5問解けなかったとしても、たった5問です。Part5なら15問失っていたことになりますから。

こう考えると、最初から最後の何問かを解くのを諦めてその分丁寧に解くという戦略も取ることが出来ます。

例えば最後の10問を諦めることにしましょう。最後の10問は適当にマークして2、3問当たれば、ラッキーという感覚です。

そして、10問を諦めたことによって生まれる約12~13分をどこに振り分けるか考えます。

例えば、

Part5(30問)12分+3分
Part6(16問)8分+2分
設問2つ問題(8問)6分+2分
設問3つ問題(9問)8分+2分
設問4つ問題(12問)11分+2分
ダブル問題(10問)11分+2分
トリプル問題(15問)6分

という考えも出来ます。

この時間配分であれば、190問目まで解くことが出来そうじゃないですか?

ポイントは、最初から数問を捨てることで、余裕を生み出すことです。そうすれば、時間が足りなかったり、焦って間違ってた問題を正解に出来る可能性が高くなります。

結果的に全体的にスコアが伸びるかもしません。

もちろん、最終的には全問時間内に解ききれるようになることが理想ですが、まだ、最後まで時間通りに解くことが出来ない場合は、自分なりのゴールとペース配分を考えてみましょう。

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